新型コロナウイルス感染症など
新型コロナウイルス感染症(Covid-19)
小児では重い基礎疾患がない限り、重症化することはまれです。従って12才未満のワクチンは当院では行なっておりません。
現在、潜伏期間が2日と短いオミクロン株が流行中です。
ワクチンや既感染による免疫ができていても潜伏期間の短さゆえ、2回目の感染もまれではありません。
また、成人でワクチンを3回接種していても発症者は少なくないため、4回目のワクチンの対象者はぜひ接種を受けて下さい。
迅速抗原検査およびPCRで診断しています。
インフルエンザ
コロナに対する感染対策が世界中でインフルエンザの流行を2年間抑えていましたが、行動制限が緩和されて、オーストラリアで、また東京都で6月にインフルエンザAH3N2の発生がありました。
今シーズンは早めの大流行も予想されます。
公費ワクチンは10月からですが、当院では早めの9月に1回接種する事も検討しています。
また、注射の副作用が強くて接種できなかった方は相談下さい。
RSウイルス
晩秋から冬に乳幼児で流行しますが、これも早めの流行が予想されます。
対症療法しかないですが、重症化を防ぐ方法はあります。迅速診断後に対応します。
ヒトメタニュウモウイルス
RSウイルス類似の気管支肺炎をおこします。迅速診断ができます。